マクドナルド、4年で2000店改装、年内131店閉鎖、という内容の再建計画発表の記者会見が、めったに表に出てこない日本マクドナルドホールディングスのサラ・カサノバ社長兼最高経営責任者から、今日、あったが、これを聞いていて感じたこと。

彼女は、期限切れ材料を使用していた問題、異物混入が連発した問題には一切触れず、ただただ、本部と株主に向けて業績回復計画だけを話したとしか思えなかった。

これがハーバード流経営学。消費者よりも株主。株主引き止め策を練って、本来の消費者に対する安全面への対策は全く不明。そして、自らの給与を20％半年間カットする…。　たったの2割。この感覚では日本の消費者はついて来ないだろう。

日経記事　http://www.nikkei.com/markets/kigyo/gyoseki.aspx?g=DGXLASDZ16HI3_16042015000000