昔、習った。 マルサスの人口論。
マルサスに拠れば、人口の数は3つの要素に支配される。
1.飢饉
2.病疫
3.戦争
世界が一つにつながって、支援体制が備わってきた。
世界で見れば、食糧生産・備蓄が追いついている。
医療・医学レベルは病疫を克服しつつあるかに見える
エボラ熱、 アルツハイマー、 これらだって新薬の開発が有望。
戦争、だけが解決されないまま今も続いている。
戦争を起こす大義名分はなんでもいい。民族、宗教、領土、貧困、恩讐、羨望…
戦争がなくなったら、「平和」か?
解決できない難問が山積しそうな予感。
19世紀までは、まさに3つの要素で人口増加は<適当に>自然に管理された。これからは、人工的に人口を管理、するとなれば、それはどんな方法だろう。
2014.8.12の朝日新聞の記事は暗示的だ。 徴兵制度。
間もなく 熱い8月15日 がやってくる。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11295129.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_DA3S11295129
私は、戦争体験者と共に生きて、「戦争を大反省」するシュプレヒコールの中で一生を過ごすことができた。平和だった。平和にボケた。
いま、戦後70年が過ぎようとしているとき、「歴史は繰り返す」の序章が・・・・。
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マルサスの人口論
イギリスの古典派経済学者T.R.マルサスの主著。初版のタイトルは正確には《人口の原理に関する一論,それが社会将来の改善におよぼす影響,ならびにゴドウィン,コンドルセ,その他の著作家たちの思索についての所見》(匿名,1798)で,フランス革命に触発されたW.ゴドウィンらの平等社会論を攻撃した論争書であり,その理論的武器が〈人口原理〉であった。人口原理は,生存資料を超えて増加しようとする人口の力であり,それが必ず人間社会に罪悪と窮困をもたらすので,平等社会の実現は不可能であるとマルサスは強調した。
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