東電 4年ぶり黒字決算へ

東電の平成26年(2014)9月期は黒字決算となるそうだ。福島第一原発事故が起きる前の10年9月中間決算以来の黒字。

猛暑による夏場の電力消費の増加、電力料金の引き上げ、コスト削減による。

従来であれば、丸ごと交換する部材をサビ落としによって延命化、自社社員が修理に当たり外注費を削減したなど。修繕費は4000億円/年から半分に減らしたという。

東電は除染費用の支払いを拒否して国に支払わせっ放しだし、保証金の支払いなど7兆円の負担がある。まだまだ福島原発は危険がいっぱい。

電力安定供給という名目で税金を食い続けている。

黒字化は市民が支払う電力代の再引き上げは遠のいたと思わせるが、先行きどうだろう。全く不透明。

威張り散らしてきたマンモス企業、泣く子も黙る東電、東電ビジネスに群がる大中小の企業、各地市町村…、関係者はこの黒字をどう評価するのだろう。

修繕費用の圧縮・軽減なんて、無駄遣いの見直しだと思うが、しかしそれで生きてきた協力会社への発注量の減は困るし、それと心配なのは安全面。JR北海道の脱線事故続発を思い出す。

東日本大震災は 2011.3.11 だった。まだ3年しか経っていない。

 

 

 

 

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