炎天下で立ち話  一陣の風が偶然の出会いを

女性ばかりではないわ、男だって道端で延々の立ち話をするんだ。

7月29日午後4時ごろ、場所は五日市街道境橋からJR武蔵境駅に向かう道の途中、都立武蔵高校前の交差点。

 

そこで、ばったり、東京雑学大学でスタッフをしている須藤晃さんと出くわした。最近、須藤さんは姿を見せなくなったので、どうしているのか気にしていた人。その人に思わぬ場所で偶然の遭遇。

 

お互いに自転車。須藤さんは近くのいなげやにコピーをとりにいくところ。私は要るものリハビリで武蔵境駅前の長浜クリニックへ行くところ。二人とも緊急の用ではない。

 

聞くと、肺炎を患って養生していたとの事。見る限り、いつもの須藤さんだった。普通なら、どこか喫茶店でもというシーンだろうが、都会ではなく周囲に畑が残り集合住宅が立つ田舎のことで何もない。健康の話から近況まで延々とカンカン照りの交差点の角で立ったまま40分も喋り続けた。

 

須藤さんは実に朗らかな笑いを絶やさない、何だか天然ボケみたいな感じの人なので、喋っていると楽しくて仕方がないから、汗を拭きながら時間の経つのをすっかり忘れて喋り込んでしまった。

 

路上での立ち話は女性の専売特許と思いこんでいたが、時と場所が変われば、男も女もないな。

なお、この遭遇、奇跡によってもたらされたのだ。私が交差点を通り抜けて10mほど行った所で、一陣の風が吹き抜け、私が被っていた鍔広の麦藁帽子が飛ばされたのだった。そこで私は急ブレーキ、ターンして引き返すと、何と四つ角のところで信号待ちをしていた須藤さんと遭遇。帽子は角の植え込みの下に落ちていた。もう風はない。不思議な出会いだった。あの風は、一体・・・・。。

 

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