玉川上水の管理は東京都水道局

2014/07/02 JR武蔵境駅前のスイングビル・レインボーホールで五日市街道沿いに流れる玉川上水の保全計画の説明会か開催され、聴きに行った。 

 

東京都水道局境浄水場・佐原場長をトップに武蔵野市公園課、西東京市教育委員会社会教育課ら担当者がひな壇に10人ほど並ぶ。説明は都水道局・北原担当者。西東京市は公園課の担当者が公務で欠席、そのため教育委員会が出席したと説明があった。その他に受注会社(都の業務委託先)の共栄と東京水道サービスの2社が来ていた。

 

会場には両市民が約30人ほど。

私は、水道局が玉川上水を管理するって、どんな管理するのかと思って参加した。 判ったことは「上水法面(のりめん)の樹木の管理」だった。

 

それより面白かったのは、参加者の「くすの樹」の主人からの店の前の玉川上水の汚いのを早くきれいにしてくれという要求。上水脇の遊歩道の植木を手入れしているボランティア団体のトップからのソメイヨシノと小金井サクラが混在しているが、名勝・小金井サクラの並木となるようにソメイヨシノはすべて伐採せよという注文。水道局は魚や亀などの放流を禁止しているのに、鷺などが飛来するので餌となるへら鮒などを放流せよという全く逆の老市民の要求。みんな毎年この説明会に来て同じ要求をしているようだ。

 

都水道局は玉川上水の水流を守るため(水流を阻害するものを片付ける)、および、五日市街道の交通の妨げとならないように上水の法面の樹木を管理している。浄水の脇の遊歩道は市の担当。

 

古木など危険樹木、覆いかぶさって下の樹木の生育障害となる樹木、信号障害となる恐れのある樹木を伐採・剪定するのが法面整備だ。整備は進んできているがまだまだ危険度が高いという。上水に立ち入らないように木柵を設置するのも、名勝小金井サクラを守るのも水道局の仕事の範囲。小金井公園の入り口前をモデル地区として小金井サクラの整備を進めるという。喜平橋から境橋までが国が指定した小金井サクラの並木にする計画のようだ。 

 

  【都】  柵 → 【市町村】

        || _土手___ 

       / 遊歩道

      /  |

 川側  /   土手を崩す危険のある樹木

   法面     側道(遊歩道)

          フェンスは市の公園課

 

玉川上水、わが家の近くの上水、遊歩道には春はサクラが咲き、6月には紫陽花が美しい。都心から僅か25~30kmほどのところとは思えない緑深い場所だ。誰が放流したのか大きな鯉がたくさんいて橋の下には群がっている。西東京市よりも隣の小平市の方が手入れが良い。グリーン・ロードとしてよく整備されていて気持がいい。水流が邪魔されては困るだろうが、数少ない緑の水辺だ。緑を大切にしたい。

 

 

 

 

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