忌野清志郎の500マイルをBGMに フクシマ

3月23日、福島大学特任准教授、天野和彦先生の講座、”ビッグパレットふくしまから学ぶ ~繋がること、人間らしく生きる、そこでの自治活動~” 

 

3.11のあと、160日間、ビッグパレットふくしま避難所での避難者の暮らしとそこから生まれてきた自治活動についての話を聞いてきた。実際に支援チームの責任者となっていた天野先生の講話は聴衆を惹きつける。内容、話術、センス、何もかも。

ここで人は繋がらないと独りでは生きていけないこと、繋がる場を用意することの重要さ、繋がれば自治活動が自ずと始まることを学んできた。公助を当てにできないことも。

それと、政府やマスコミは、除染さえすれば、除染が終われば、全国に避難している人たちが再びふるさとに帰れるかのような言い方をしているが、これは大間違い。残された家屋は震災で屋根がズレ、そこから雨漏り、家の中はきのこが生えている状況、更に、牛や豚が入り込んでいて、およそ帰れるような状況ではないのが現実。強制避難、自主避難、いずれにしてもそのような避難者は故郷に帰ることができないのが実体。

この説明をしている間、天野先生はBGMに忌野清志郎の500マイルをかけた。まちを出て行くと、もう帰ってくることはない放浪の旅へ出る楽曲。歌詞がフクシマと重なることに気付くと猛烈に胸に響く渡る。

 

忌野清志郎 / 500マイル

http://www.youtube.com/watch?v=8PLeYulhuCI

 

歌詞は

http://j-lyric.net/artist/a012720/l0282ea.html

 

3.11の話と500マイルの歌詞の組み合わせ、そして、そのメロディがいつまでも頭から離れない。

 

 

福島大学特任准教授・天野和彦講師 ビッグパレットふくしま避難所県庁運営支援チーム責任者が語る「命を守る自治活動」
ビッグパレットふくしまで起きたことから命を守る術を学ぶ。 人の心を救うのは、やはり人。
20140323 ビッグパレットふくしま.txt
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